会津北嶺高の小島慶泰(けいた)さん(機械科3年)は、17日に名古屋市で開かれるRHF立志舎高校生フィットネスボディコンテスト全国大会に出場する。小島さんは「初めての大舞台。これまでの鍛錬の成果を発揮したい」と闘志を燃やす。
小島さんが出場するのは、フィジーク部門+170センチクラス。「フィジーク」はボディービルとは異なり”逆三角形”のようなバランスが取れた上半身の肉体美を評価する。筋肉量のほか、サーフパンツや水着、髪形なども審査対象となる。
「体の大きな人に憧れがあった」と高校1年の時に会津若松市のジムに入会した。中学時代に陸上部や水泳部で養った体力を生かし、トレーニングをこなした。筋肉を増やすため、食事面では1日に150グラムのたんぱく質を取ることを意識。牛肉や納豆を効率よく食べて、体を大きくした。
7月に仙台市で開かれた東北大会では、初出場ながら優勝。フィジーク部門全体でも総合優勝を飾り「自分に自信が持てた」。178センチの体をいかに美しく見せるか―。小島さんは全国大会に期待を膨らませる。