クラフトビール製造販売のあぶくまビール(玉川村)は9日、村内で醸造したビールの販売を始めた。商品名は「乙な麦SESSION IPA」で、同村の複合型水辺施設「乙な駅たまかわ」で取り扱うほか、今後は村外での流通も目指す。
7月に醸造所で初めてビールの醸造を始め、同月末ごろに完成した。飲み応えのある苦みと香りが特徴で、アルコール度数を4.5度に抑えて飲みやすく仕上げた。
販売開始を記念し、購入者にオリジナルのコースターを贈った。醸造責任者の和田正樹さんは「脂っこい料理と相性が良い。多くの人に楽しんでほしい」と話す。330ミリリットル入りで1本660円。問い合わせは同社(電話070・2829・3513)へ。