• X
  • facebook
  • line

郡山商、プロップ部門V 全国高校ダンスドリル選手権

2025/08/14 08:55

プロップ部門で2年ぶりの優勝を果たした郡山商
ジャズ部門スモール編成で2位になるなどした郡山
ドリルポン部門スモール編成で2位になった学法石川

 全国高校ダンスドリル選手権大会は最終日の13日、東京都で団体の演技などが行われた。県勢は、郡山商が小道具を用いた「プロップ部門」で2年ぶりに優勝したほか、他の部門では郡山と学法石川が2位になるなどした。

 郡山商チアリーディング部は、プロップ部門でジャズ風のアップテンポな曲に合わせ木の板と枠を使ってハートや文字を描く演技で優勝。山田絢音部長(3年)は「昨年、優勝を逃してしまったのでうれしい」と声を弾ませた。現3年生は1年生の時に優勝を経験しており、1位のみが踊れるアンコールステージでの景色が忘れられなかったという。山田さんは「アンコールステージに立ててうれしい。ほかの部門で優勝を逃した悔しさはあるが、楽しく踊れてよかった」と話した。

 郡山商は、ポンポンを使用する「ドリルポン部門ミディアム編成」で2位、蹴りを取り入れる「キック部門」で3位となったほか、個人では「ミスダンスドリルチーム部門」で村上花梨さん(3年)が2位に輝いた。また特別賞の複数部門の合計点数を競う「グランドアチーブメントアワード」で2位、優れた振り付けに対して与えられる「ベストコリオグラフィー賞」も受賞した。

 郡山チアダンス部は、ジャズ特有のダンススタイルをチアダンスに取り入れる「ジャズ部門スモール編成」で2位、軍隊のような統一的な動きが求められる「ミリタリー部門」で3位に入賞した。服部美里部長(3年)は「ミリタリー部門とキック部門で王座奪還を目指していたので悔しい。全員で欠けることなく、笑顔で終えられたことは満足」と振り返った。学法石川チアリーディング部は「ドリルポン部門スモール編成」で2位となり、緑川舞花部長(3年)は「悔しいが、全力を出し切れた。後輩には優勝を目指してほしい」と思いを託した。

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line