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終戦後すぐ中国で戦病死、父と叔父の慰霊碑建立

2025/08/14 08:00

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佐藤さんの父忠七さんと叔父忠太さんを慰霊するため建立した笠地蔵と碑
右が忠七さん、左は忠太さん

 「父は平和な世界を望んでいたに違いない」。伊達市出身の佐藤真琴さん(81)=仙台市=は、終戦後に中国で戦病死した父と叔父の無念を思い、伊達市霊山町の実家近くの共同墓地に笠(かさ)地蔵と碑を建立した。戦後80年を迎えるこの夏、佐藤さんは2人を慰霊しながら不戦の願いを新たにした。  佐藤さんの父忠七さんは農家の長男で出征を猶予されていた。しかし、戦況の悪化により召集され、1944年に中国戦線に赴い...

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