玉川村観光物産協会は、同村の友好都市である台湾・南投県鹿谷郷から凍頂ウーロン茶の茶葉の販売を始めた。同村の複合型水辺施設「乙な駅たまかわ」の店頭や同協会の電子商取引(EC)サイトで販売している。8日、同施設で販売を記念する式典が行われた。
同村は1988年に鹿谷郷と友好都市を締結しており、その縁で鹿谷郷農会から特選茶葉の輸入が実現した。いずれも手摘みで、火入れをしない繊細な味わいの「特選春茶原味」、火入れした香ばしく力強い風味の「特選春茶中火焙煎」の2種類を取り扱う。
式典では、鹿谷郷農会の林義能総幹事がビデオメッセージで「台湾最高茶である鹿谷郷のお茶を味わってほしい」と述べた。台湾のダンスユニット「福島もも娘」が水出しのウーロン茶を振る舞った。茶会も開かれ、関係者が2種類のウーロン茶を飲み比べた。
原味、中火焙煎ともに150グラム1万3000円。同協会のECサイト(https://tamakawa.base.shop/)で購入できる。