三春町は23日、さくら湖(三春ダム)湖畔にさくら湖キャンプサイトとカヤックポートをオープンする。アウトドア拠点施設として4月に開業した「アウトドアヴィレッジ三春」と連携しており、町が計画した通年観光を推進するアウトドア施設が整った。
アウトドア用品大手モンベル(大阪市)が設計、監修。手ぶらで気軽にキャンプができるユニットキャンプサイト(10区画)と、車で乗り入れることができるオートキャンプサイト(5区画)を整備した。
ユニットキャンプサイトは区画ごとに炊事場、トイレ、シャワーユニットを設置。冷蔵庫やテーブルを備え付けており、テントやタープを用意するだけで快適なキャンプが楽しめる。オートキャンプサイトは、駐車場とテントサイト、外部電源があり、場内の共同トイレと炊事場を利用する。いずれのキャンプサイトも隣接する三春の里田園生活館の大浴場を無料で利用できる。
このほか、カヤックポートを整備し、さくら湖で気軽にカヤック体験ができるようにした。アウトドアヴィレッジ三春1階のビジターセンターではカヤックやEバイクを貸し出す。
宿泊料金はユニットキャンプサイトが9200円から、オートキャンプサイトが6800円からとなっている。申し込みは専用の予約サイトから。