アフガニスタンで人道支援に取り組んだ医師中村哲さんの軌跡を描いたドキュメンタリー映画「劇場版 荒野に希望の灯をともす」の上映会は31日、郡山市中央公民館で行われる。
中村さんは、干ばつに苦しむアフガニスタンで医療支援や用水路建設などに従事、2019年に志半ばで凶弾に倒れた。劇場版では中村さんが亡くなった後のアフガニスタンの状況も描いている。
上映は午前10時半、午後1時半、同4時、同6時半から。午前10時半の上映後と午後1時半の上映前に谷津賢二監督のあいさつがある。生活協同組合あいコープふくしまの主催、福島民友新聞社などの後援。前売り券は一般・シニアが1200円(当日1500円)、学生800円(同千円)。前売り券はあいコープふくしま、けんしん郡山文化センターなどで。
あいコープふくしまの橋本拓子理事長、鶴蒔真理江副理事長、荒井未来理事は「中村医師は戦争だけでなく飢餓に苦しむアフガニスタンに寄り添い続けた。若い人たちにその生きざまに触れていただきたい」と呼びかけた。問い合わせはフリーダイヤル0120・910・408へ。