いわき市病院協議会は9月6日、市総合保健福祉センターで市民フォーラム/救急医療・いわき2025を開く。入場無料。市、市医師会の共催。
28回目の開催となる今回のテーマは「窒息」。当日はテレビ番組などでも活躍する日本医科大付属病院高度救命救急センター(東京都)講師の五十嵐豊氏が「その一口が命取りに? 高齢者の窒息予防と応急手当」と題して講演。思いがけず起こる窒息事故への備えとして、普段から気を付けることや予防法、対処法を解説する。
国の人口動態統計によると、不慮の窒息による死亡者数は昨年までの3年間で毎年8000人以上に上っている。交通事故の死亡者数の倍以上の数で、身近な死因であるという。講演後には市消防本部の職員が心肺蘇生法や自動体外式除細動器(AED)の使用方法を実技指導する。
21日、市内で記者会見が開かれ、実行委員長を務める市医療センターの小山敦救命救急センター長と副実行委員長で福島労災病院の吉成和之循環器科主任部長が「多くの人に参加してほしい」と来場を呼びかけた。時間は午後1時~同3時。入場無料で予約不要。問い合わせは市病院協議会事務局(電話0246・84・8331)へ。