障害のある子どもの発達支援や放課後のデイサービスを提供する「わん・ステップ塩川教室」の落成・開所式は8月30日、喜多方市塩川町の現地で行われ、関係者が完成を祝った。1日に開所した。
施設は社会福祉法人啓和会が運営し3カ所目の教室となる。施設は木造平屋で、床面積は約168平方メートル。指導訓練室、静養室、医務室などを備える。
スタッフは保育士や准看護師、元教員など5人。障害のある未就学児を対象に日常生活の基本的な動作の習得や集団生活への適応に向けた支援をする「児童発達支援」、障害のある小学生~高校生を対象に放課後の居場所づくりや生活支援をする「放課後等デイサービス」の2事業を展開する。隣接する塩川のびやか保育園の園児とのノーマライゼーション教育にも取り組む。保護者の相談にも対応する。
児童発達支援は午前9時半~午後2時、放課後等デイサービスは午後2時半~同5時。定員は各10人。
式には関係者ら約35人が出席。入沢貴子理事長が「子どもたちの素晴らしい未来のためにスタッフ全員が力を合わせて運営していきたい」とあいさつ、関係者とともにテープカットした。
施設の入所や利用に関する問い合わせは同教室(電話0241・23・7270)へ。