サッカーの福島ユナイテッドFCの新スタジアム構想を巡り、福島市の木幡浩市長は「市として用地確保や建設などに関し協力、支援に努める」との考えを明らかにした。
9日に行われた9月議会の一般質問に答えた。市はこれまでも、スタジアム整備に対し可能な限り支援していく方針を示してきた。
県産材を使った循環型木造の新スタジアム構想が8月30日に発表されたことを受け、木幡市長は「福島の復興と共に歩む福島ユナイテッドFCの本拠地として、復興のシンボルになる。世界に誇れるエネルギー再生型のスタジアムを原子力災害の被災地から世界へ発信することになる」と述べた。
スタジアムの設置場所や時期については未定で、福島ユナイテッドはJ1スタジアムの特例基準とする入場可能者数「5000人以上」といった条件に合致する建設計画を進める方針。