東京電力福島第1原発の廃炉を巡り、最難関とされる溶融核燃料(デブリ)の取り出しに関する工法や日程が示された。だが廃炉の全体像は依然として見えない。東日本大震災から14年半となる中、震災と原発事故を知らない世代も増え、原発事故の教訓などを分かりやすく伝える取り組みが重要となっている。 着手遅れ、37年度以降か デブリの本格取り出しについて、第1原発3号機からの取り出しが目標とする2030年代初頭か...
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