学術、文化、産業、福祉、スポーツなど各分野で顕著な活躍をされ、福島県民が栄誉とするにふさわしい業績、成果を上げられた個人、団体を顕彰する第35回みんゆう県民大賞「芸術文化賞」に輝いた郡山市出身の芥川賞作家・鈴木結生さんへの表彰式が25日午前10時30分から、岩瀬書店富久山店プラスゲオで行われます。
観覧自由ですので地元が生んだ芥川賞作家の受賞をお祝いしましょう。サイン会などはありません。
鈴木さんは今年1月、「ゲーテはすべてを言った」で第172回芥川賞を受賞しました。1歳から小学5年まで郡山市で過ごし、6年時に福岡市に転居。西南学院大4年時に林芙美子文学賞佳作を受賞し、小説家デビューを果たしました。
「ゲーテはすべてを言った」は2作目。現在は西南学院大大学院で英文学を研究しています。
また、10月7日から、東北の文学的土壌(トポス)に注目し、自身が関心を寄せる各県の作家とその著作についてつづる「道奥(みちのく)を読む」を福島民友に好評連載中です。
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