本宮市の安達太良神社秋季例大祭「もとみや秋祭り」は2日目の25日、同市の中心街で開かれた。女性だけで担ぐみこし「真結女御輿(まゆみみこし)」が登場し、祭りに花を添えた。
1987年から始まったみこしで、恋愛成就のみこしとしても知られる。市のPR事業「全国まゆみちゃん交流プロジェクト」を通じて交流を深める県内外の人や、地元の女性ら計約90人が参加した。参加者は薄緑色の法被をまとい、2基のみこしを担いで「セイヤー、サー」と元気な声を響かせた。
本宮真結女御輿会の植野朱里(あかり)幹事長(29)は「多くの人に祭りを楽しんでもらい、本宮を盛り上げて来年の第40回につなげたい」と話した。
