伊達氏14代当主稙宗(たねむね)の没後460年を記念した企画展「桑折西山城と伊達稙宗」が桑折町の旧伊達郡役所で開かれている。来館者が桑折西山城の出土品を観賞して伊達氏の歴史に思いをはせている。町と町教委の主催。入場無料。12月21日まで。
同城は陸奥国守護に命じられた伊達氏が戦国時代に築いた居城。稙宗は梁川城(伊達市)から桑折西山城に本拠を移し、分国法「塵芥集」を制定するなどして勢力を拡大してきた。
企画展ではパネルや出土品など約60点を展示。会場には「塵芥集」の複写資料や、桑折西山城の発掘調査で発見された越前焼甕(かめ)、陶磁器の遺物などが並んでいる。
時間は午前9時~午後5時(最終入館は同4時半)。毎週月曜日と祝日の翌日は休館日(月曜日が祝日の場合は翌平日)。問い合わせは町教育文化課(電話024・582・2408)へ。
