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郡山駅前の渋滞緩和へ社会実験 3カ所に臨時乗降場を開設

2025/11/11 09:50

初日から利用者の車が連なった郡山駅西口ロータリーの臨時乗降場

 福島県郡山市は10日、JR郡山駅前の渋滞緩和に向け、駅周辺3カ所に臨時の乗降場を設ける社会実験をスタートした。既存の駅西口ロータリー乗降場に集中していた車両を分散させることによる混雑緩和効果を探る。

 初日は同ロータリーのタクシー待機レーンの一部に乗用車6台分、市営の駅西口駐車場に約20台分の臨時乗降場を開設した。23日まで設ける。

 17~30日は東口近隣の市道路肩に約6台分も設置する。時間はいずれも午後4時~同9時で、各臨時乗降場には4~5人の誘導員を配置する。

 このうち、同ロータリーでは初日から臨時乗降場を利用する車が列を作った。高校生の娘を迎えにきた同市の女性(48)は「夕方から混み合うので、乗車スペースが増えるのは助かる」と話し、ロータリーの改修により、スムーズに乗り降りができる施設にしてほしいと望んだ。

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