6日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反発した。前日終値からの上げ幅は一時200円を超えた。米国と中国の貿易協議が進展するとの期待が高まったことから、買い注文が先行した。
午前終値は前日終値比176円18銭高の3万7730円67銭。東証株価指数(TOPIX)は15・34ポイント高の2771・81。
トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は5日に電話会談し、貿易摩擦の緩和に向けた施策を着実に履行することを確認した。これを受けて6日の東京市場では、機械や自動車といった輸出関連を中心に幅広い銘柄が買われた。
外国為替市場で、円相場が円安ドル高方向に振れたことも支えになった。