赤沢亮正経済再生担当相は8日、米関税政策を巡る5回目の閣僚交渉を終えて羽田空港に帰国し、記者団に「これまでと変わらず、貿易の拡大、非関税措置、経済安全保障上の協力の議論を集中的に続けている」と説明した。次回の交渉日程は言及しなかった。
赤沢氏は米首都ワシントンで行った5回目の交渉に関し、一連の米関税政策の見直しを強く求める姿勢に変化はないと強調した。
当面のスケジュールについては「今後の協議の具体的な日程で申し上げられることは特にない」と述べた。日本政府は15~17日の先進7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせた日米首脳会談での一定合意を目指す。