ミツカングループが10日発表した2025年2月期決算は、売上高が前期比4・6%増の3138億円となり、過去最高となった。増収は3年連続。日本を含むアジアや北米事業が好調だった。営業利益は約2倍の206億円で、純利益は公表していない。
地域別では、日本・アジア事業の売上高が1・7%増の1188億円だった。納豆の値上げなどが寄与した。
北米事業は6・9%増の1718億円で、過去最高だった。パスタソースの販売量が値上げ後も伸びたことが貢献した。
欧州事業は円安の影響で3・0%増の231億円だったが、ピクルスや酢の売り上げが不調だった。