航空各社は1日、お盆期間(8~17日)の予約状況を発表した。国内線は336万人で前年とほぼ同水準、国際線は約8%増え63万人だった。訪日客が堅調で、日本からの海外旅行客も伸びているという。
国内線は、全日空が149万7千人で北海道や沖縄方面が好調。日航が104万2千人で中国や四国、九州方面は前年を上回った。
国際線は全日空が24万7千人、日航が21万7千人で欧州やアジア方面が人気。ハワイ路線は全日空が過去最多の予約数、日航が11%増で、いずれも2万人を超えた。全日空の担当者は「物価高や円安でも、遠方の旅行需要が回復してきた」と分析している。