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注目論文数、日本は今回も13位 中国1位、科学技術指標2025

2025/08/08 17:10

 注目論文数ランキング

 文部科学省の科学技術・学術政策研究所は8日、主要国の2021~23年の平均論文発表数などを分析した「科学技術指標2025」を公表した。数多く引用され注目度が高い自然科学の論文数は、日本は13位だった。イランに抜かれて過去最低となった23年版、24年版と同じ順位。研究開発費や研究者数が伸び悩んでいると指摘した。論文総数では5位だった。

 日本を含む多くの国で論文数は停滞・減少傾向。一方で中国は伸び続けており、注目論文数は5年連続で1位となった。

 日本の注目論文数は24年版から減少し、3447本。物理学や臨床医学の分野が目立った。中国は7万3315本で、材料科学や工学、化学の割合が高い。

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