関東アメフト学連、仲裁に応じず　日大の２部リーグ所属で申し立て

　関東学生アメリカンフットボール連盟は２８日、日本大アメフト部の後継組織「アメリカンフットボール有志の会」が２部リーグ所属になったことを不服として学生１人が日本スポーツ仲裁機構に申し立てた仲裁手続きに応じないと発表した。

　関東学連は「有志の会」を２部リーグ所属とする新規加盟手続きは適切かつ公正で「法的瑕疵がないと考えている」と主張。この決定を日大とチーム双方が了承しており、当該の申し立ては学生個人によるものであることから「仲裁に適する成熟した紛争であるとは考え難い」とした。

　日大アメフト部は昨年５月から「有志の会」として活動し、今年６月に関東学連加盟が承認された。