【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は2日、トランプ米政権がウクライナに巡航ミサイル「トマホーク」の間接供与を検討していることについて、米ロ関係に損失をもたらし供与は「質的に新たなエスカレーションの段階を意味することになる」と述べ、けん制した。ロシア南部ソチで開催された国内外の有識者が集まる討論フォーラム「ワルダイ会議」で語った。
プーチン氏はトマホークについて、米軍の関与なしに使用は不可能だと強調。その上で、強力な兵器だが最新式ではなく、供与されても戦況に変化をもたらすことはないと主張した。