学習塾「明光義塾」が子どもの交通安全意識について保護者に調査したところ、わが子が自転車を運転する際にヘルメットを「常に着用している」との回答が4割弱にとどまった。自転車を利用する子どもを持つ保護者636人のうち「全く着用していない」は約3割に上った。小学生は約半数が常にかぶっていたが、高校生の約6割は全く身に着けていなかった。
明光義塾の担当者は「学校や地域が連携して『みんながかぶる』環境をつくることが大切だ」と指摘した。
子どもの利用について不安を感じると回答した保護者のうち最多の5割超が「歩行者や車両との接触リスク」を選択。「スピード超過」や「交差点での安全確認不足」などが続いた。