日本でのサービス開始から10周年を迎えた動画配信サービス「Netflix」。その節目を記念して、9月8日に都内で「Netflix10周年ポップアップイベント『イクサガミ』スペシャルトークショー」が開催され、主演・プロデューサー・アクションプランナーの三役を務めた岡田准一、脚本・監督の藤井道人、原作者の今村翔吾が登壇。「時代劇って難しそう」「退屈なんじゃないか」そんな先入観を持つ人にこそ本作を「観てほしい」と、それぞれが熱く語った。
【全身ショット】鍛えられた身体にスーツを着こなす岡田准一
Netflixシリーズ『イクサガミ』の舞台は明治11年、深夜の京都・天龍寺。岡田が演じる主人公・嵯峨愁二郎を含む292人の志士たちは、「木札」を奪い合い、東京への生還を目指す“死のゲーム”〈蠱毒(こどく)〉に身を投じることになる。
本作には岡田をはじめ、藤崎ゆみあ(※崎=たつさき)、清原果耶、東出昌大、染谷将太、早乙女太一、遠藤雄弥、淵上泰史、城桧吏、山田孝之、一ノ瀬ワタル、吉岡里帆、二宮和也、玉木宏、伊藤英明、濱田岳、岡崎体育、井浦新、田中哲司、中島歩ら、オールスターキャストが出演する。
イベントでは、観客から「時代劇に馴染みがなくても楽しめますか?」という率直な質問が飛んだ。これに対し、藤井監督はこう答えた。
「原作を読んだとき、“今と重なる”部分が非常に多かったんです。明治時代に流行した疫病『コロリ』で職を失う人々の姿が、AIやパンデミックで社会が変わる今とリンクしました。時代に取り残された人たちが、どう生き、何を守るのか。そんな普遍的なテーマを描きたかった。僕自身、もともと時代劇に詳しいわけではないけれど、それでも心を込めて作れると感じました」。
岡田もまた、時代劇を“現代に必要なジャンル”と位置づけ、こう語った。
「今の日本で、伝統的な時代劇をちゃんと作ろうとすると、『当たらない』って言われる。でも、それじゃダメだと思ったんです。僕たちが目指したのは、“活劇のかっこよさ”を現代に取り戻すこと。若い世代が観ても『これ、めっちゃかっこいい!』と思える、熱量のある作品にしたかった。目が離せない、手に汗握る、そんなドキドキをぜひ体感してほしいです」。
原作者の今村も「馴染みのない人にこそ観てほしい」と強調する。
「僕は最初から“馴染みのない人にも届く時代劇”を書こうと思っていました。昔の時代劇を知る人も、小学生も楽しめるような、“おじいちゃんから孫まで一緒に観られる”作品です。いわば“失われたお茶の間”を取り戻すような物語にしたかったんです」。
藤井監督、岡田准一、今村翔吾が三位一体で挑む『イクサガミ』は、まさに時代劇の“再起動”。伝統を守りながらも、現代に響く新たな表現で、「活劇ってこんなに面白かったのか」と再発見させてくれる一作になりそうだ。
Netflixシリーズ『イクサガミ』は、11月13日よりNetflixにて世界独占配信。
岡田准一、時代劇離れに一石を投じる Netflixシリーズ『イクサガミ』「“活劇のかっこよさ”を現代に取り戻す」
2025/09/09 15:54
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