ソフトバンク株式会社およびB.LEAGUE(バスケットLIVE)の映像協力のもと、「高速・大容量」「低遅延・ゆらぎゼロ」で映像・音声を配信するIOWNと、他者の動作や感覚を受け手の身体や感じ方に合わせて変換し共有する「FEEL TECH®」を組み合わせて当日の試合映像を大阪・関西万博に繋ぎ、会場にいながらまるでアリーナにいるかのような観戦体験を実現しました。
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次世代ネットワーク「IOWN」について
この度、One Bright KOBEが運営するGLION ARENA KOBEに、NTTグループとの連携により次世代通信技術「IOWN」を常設設置いたしました。
IOWNとは、2030年の実用化を目指しNTTが提唱する次世代の通信・情報処理基盤構想です。その実現に向けた初の商用サービスが、通信ネットワークの全区間で光波長を専有するオールフォトニクス・ネットワーク(All-Photonics Network)サービスです。
この通信技術を常設設置するのは西日本のアリーナ初であり、これにより、IOWNの特性を活かした新たなライブエンターテインメント環境をお届けすることが可能となります。
今後当社ではIOWNの魅力を最大限活かした様々なアプリケーションやコンテンツの開発などにも注力してまいります。現地の熱狂や臨場感を遠隔地でも感じることができる新たなエンターテインメント体験の提供にご期待ください。
「IOWN×FEEL TECH®未来型ライブビューイング」実施報告
本イベントでは、GLION ARENA KOBEで行われた神戸ストークスのバスケットボールの試合の映像を、IOWNを通じて万博会場へリアルタイムで上映しました。さらに、コートの床下やゴールポストに設置したセンサーから、選手がコート上で動く振動、ドリブルやゴールの振動などを取得し、万博会場の観覧席に設置された「FEEL TECH®」の技術を活用したクッション型デバイスへ伝送しました。IOWNの超低遅延技術により、映像と触覚伝送を遅延なく完全に連動させ、まるでアリーナの空間をそのまま伝送するかのような未来型ライブビューイングを実現しました。これにより、参加者は遠隔地にいながらにして、現地アリーナの床下から湧き上がるような臨場感を体感することができました。
また、両会場にMCを配置し、IOWNの低遅延通信を利用してリアルタイムな掛け合いと応援の扇動を実施しました。これにより、万博会場とGLION ARENA KOBEが時間差を感じさせない一体感で繋がり、参加者全員が熱狂的な応援を共有する観客参加型の演出に成功しました。
(※)FEEL TECH®
FEEL TECHについての詳細はこちら。
(https://www.docomo.ne.jp/corporate/technology/rd/ft/001.html)
株式会社One Bright KOBEについて
2025年4月に兵庫県神戸市の新港第二突堤エリアに開業した「GLION ARENA KOBE」を中心としたエンターテインメントエリア「TOTTEI」の運営を担っています。GLION ARENA KOBEは、最大1万人収容のアリーナで、B. LEAGUE「神戸ストークス」の本拠地としても利用される他、音楽ライブや企業イベントなど様々なイベントに利用されています。また、TOTTEIの海側の先端に位置する「TOTTEI PARK」は、365日利用可能な公園として、地域の憩いの場となるよう運営されています。
株式会社One Bright KOBE 会社概要
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M107302/202510086725/_prw_PT1fl_IW9Q8aW4.png】
株式会社スマートバリュー 会社概要
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M107302/202510086725/_prw_PT2fl_rXl9beeb.png】