東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く大熊町は、町内の大川原地区に復興拠点を整備する。今はまさに復興のつち音が響き始めた段階で、ゼロからのまちづくりがこれから始まる。多くの苦労が伴うことが予想されるが、それでも町は、「立ち止まらずに前進していく」という気概を込める。町民の96%が帰還困難区域に居住していた町の復活に向けた挑戦でもある。震災から丸6年を迎える中、帰還を望む町民の期待が詰まった復興...
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