無罪判決に遺族「このまま終われない」

02/11 13:13

  • 有料記事
東京高裁判決を受け「全員無罪」と書かれた紙を掲げる福島原発刑事訴訟支援団のメンバーら=1月18日、東京高裁前

 原発事故の被害者遺族からは、無罪判決に対するやるせない思いと上告を歓迎する声が聞かれた。双葉病院(大熊町)系列の介護老人保健施設に入所していた両親を避難中に亡くし、大熊町から双葉郡内に避難して生活する女性(70)は新聞記事で上告を知った。「やはり、あのままで終わることはできない。遺族の思いに応えてくれた」と話した。  女性は一審、控訴審で計20回以上、裁判を傍聴した。しかし、控訴審の判決公判日は...

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line