活気あふれる早朝の福島市公設地方卸売市場。高く積まれた段ボールの隙間をすり抜けながら、三輪駆動の運搬車が縦横無尽に青果を運ぶ。「ターレットトラック(通称ターレ)」は、開場から半世紀にわたり市場関係者に親しまれてきた。ターレを「相棒」と称す飯印(いいじるし)青果仲卸の大宮篤社長(46)も「使いたい時にパッとすぐ運転できて、狭い場所を楽に通れるのがいい」と重宝する。 ターレは、駆動装置を内蔵した...
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