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亀岡義尚県議、立民を離党 福島市長選で党推薦とは別の候補支援

2025/12/06 08:50

亀岡義尚氏

 福島市長選で推薦候補者の支援が事実上分裂し、連合福島が立憲民主党県連との関係を「凍結」した問題を巡り、立民県連副代表の亀岡義尚県議(62)=6期、伊達市・伊達郡=が5日、立民を離党したことを明らかにした。

 亀岡氏は福島民友新聞社の取材に、市長選では連合福島、党支部が推薦した現職とは別の新人候補を支援したとし、「自分の行動が招いた混乱を打開するため身を引いた」と語った。

 関係者によると、離党は3日付。立民と無所属議員でつくる県議会会派「県民連合」には引き続き所属し、会長代行を務める。

 立民県連は5日、連合福島に離党を伝えた。県連幹部は取材に「これで問題が解決するわけではない。(連合福島が求めている)福島市長選の検証を引き続き進める」とした。市長選では新人候補が当選した。

 亀岡氏は桑折町出身。明治大大学院修了。2003年の県議選で初当選した。13年から21年まで旧民主、旧民進、旧国民民主、現立民の各党県連で幹事長を務め、県連運営の中心的な役割を担ってきた。21年から党県連副代表を務める。

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