「とみ子さん、今どうしているの? 何か避難者プロジェクトをやってみませんか?」 2011年秋、避難先での初のいいたて雪(ゆき)っ娘(こ)の収穫を終えた頃、私にかかってきた一本の電話が、新たな挑戦のきっかけとなった。 電話の主は、かねて飯舘村の地域づくりに関わってきた福島大小規模自治体研究所の千葉悦子教授(肩書は当時)。私は教授と直接会い、「かーちゃんの力・プロジェクト」の構想を聞いた。原発事故で...
この記事は会員専用記事です
残り619文字(全文819文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。