• X
  • facebook
  • line

あおり運転絡み2人重傷、妨害運転容疑などで4人逮捕

2025/10/23 07:35

 二本松市などの国道4号であおり運転や乗用車4台が絡む重傷事故を起こしたとして、福島署は22日午前、道交法違反(妨害運転)や自動車運転処罰法違反(過失致傷)の疑いで二本松市西新殿字勝ノ木、会社員男(20)ら4人を逮捕した。

 会社員の20歳男の逮捕容疑は妨害運転の疑い。ほかに逮捕されたのは、両容疑で二本松市、解体工の男(19)、過失致傷の疑いで本宮市稲沢字別当内、会社員男(24)と福島市上鳥渡字しのぶ台、会社員男(37)。

 会社員の20歳男の逮捕容疑は、4月26日午後9時35分ごろ、二本松市の国道4号上り線で会社員の37歳男の乗用車に対し、妨害目的で急な進路変更や蛇行運転をした疑い。会社員の24歳男、会社員の37歳男の両容疑者の逮捕容疑は同日午後9時40分ごろ、福島市の国道4号下り線で、法定速度を大幅に超えて走行するなどし、20代男性の乗用車を含む4台が絡む事故を起こして男性らにけがを負わせた疑い。解体工の男は、会社員の37歳男の車に対して後方から車間距離を詰めたほか、吉会社員の24歳男の車などに衝突し、けがを負わせた疑い。4人はいずれも容疑を認めている。

 この事故で、会社員の24歳男の車の助手席に乗っていた本宮市松沢字糀屋、会社員和泉潤さん(27)が左腕の骨を折る重傷、会社員の37歳男が右足の骨を折る重傷を負った。解体工の男、会社員の24歳男、20代男女の計4人は軽傷。

 同署によると、会社員の20歳男、会社員の24歳男、解体工の男、20代男性の4人は知人関係で、それぞれ乗用車を運転していた。同署は4人と会社員の37歳男の間に何らかのトラブルがあり、会社員の20歳男と解体工の男が上下線にわたって妨害運転を続けたとみて調べている。

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line