”かーちゃん”の味を残したい。 震災と原発事故により、阿武隈地域に住む多くの人が避難生活を余儀なくされた。当時は古里とのつながりが希薄になったことで、気力をそがれてしまった人も多かっただろう。私はそれに加えて、地域特有の食文化の記憶も失われてしまうのではないかという危機感も抱いていた。震災後に始まった「かーちゃんの力・プロジェクト」に取り組むうちに、私の中でこんな思いが芽生えていった。...
この記事は会員専用記事です
残り615文字(全文815文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。