東日本大震災と東京電力福島第1原発事故は、桧原湖のワカサギ釣りにも打撃を与えた。桧原漁協の遊漁券販売は、震災前の2010年には年間約7万人だったが、震災後数年は5万人台まで落ち込んだ。 そこで最新のふ化設備を導入し、釣りやすい環境の整備に取り組んだ。遊漁券の販売実績は右肩上がりに回復していき、ようやく元の売り上げに戻るかと思ったら、今度は新型コロナウイルス禍だ。うちの場合は釣りやモーターボー...
この記事は会員専用記事です
残り604文字(全文804文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。