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【1】一つ一つの苦労が財産 貴千専務・小松唯稔

2024/03/25 08:30

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農林水産大臣賞を取るまでに14年。開発当初とは原料事情も変わる中、試行錯誤を繰り返し、ようやく納得のいくものができた
小松唯稔さん

 「絶対にかまぼこ屋にはならない」。そう自らに誓ったあの頃からおよそ30年。現在は祖父が創業したいわき市の老舗かまぼこ店の3代目として精魂込めてかまぼこを摺(す)る日々を送る。 摺るとは、原料である魚の身を細かくなるまで練り込み、混ぜること。そうすることで魚の身の力は最大限に引き出され、おいしいかまぼこができる。 当社のフラッグシップ商品で第72回全国蒲鉾(かまぼこ)品評会で最高賞の農林水産大臣賞...

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