【12】選んだ答え、正解にする　貴千専務・小松唯稔

　人が下す決断は「正解」「不正解」の２択では片付けられないと考える。どちらを選んでも正解とも言えるし、不正解とも言える。１００％の正解、不正解はないのだ。大切なのは自分が選んだ選択肢を自らの努力で正解にすることだと思う。 　およそ３０年前、「絶対にかまぼこ屋にはならない」と自らに誓い、選んできた幾多の選択肢。大学ではかまぼこ製造と関係のない海洋建築を学び、海洋建築とは関係のない中古車販売会社に就...