震災の風化防止…東北４県、復興や魅力発信　３月に都内でイベント

　東日本大震災から丸１４年の節目に合わせ、風化防止イベントが３月７～１１日、東京都港区の汐留シオサイトで開かれる。「つながる気持ち。つむぐ未来。」をキャッチフレーズに福島、青森、岩手、宮城の東北４県の復興状況を伝えるパネルの展示や、４県の特産品や地酒、工芸品の販売を繰り広げる。

　東北４県と東京都でつくる震災復興フォーラム実行委員会の主催。震災の風化防止に向け、被災地の復興状況や魅力、防災情報などを発信するため２０１７年度から開かれている。

　今回は宮城県出身のタレント宮世琉弥（りゅうび）さんによるメッセージ動画の上映や防災クイズ、防災グッズの展示も行う。３月１１日午後２時半からは、会場内のスクリーンで本県主催の追悼復興祈念式を中継する。

　イベントに先立ち今月１日から、インスタグラム、Ｘ（旧ツイッター）の投稿キャンペーンを展開。公式アカウントをフォローし「＃東北４県とっておき」のハッシュタグを付けてグルメ、景色などの写真を投稿した人から抽選で１００人に、４県の県産品が贈られる。

　イベントの時間は午前１１時～午後７時。詳細は公式サイトで確認できる。