喜多方市の山都三大そばまつり実行委員会は12日、同市山都町の飯豊とそばの里センター「そば伝承館」で山都そばと郷土料理が楽しめる会津山都寒晒(ざら)しそばまつりを開く。
観光企画「ふくしまプレデスティネーションキャンペーン(DC)」が1日から始まったのに合わせた特別企画。寒晒しそばは、1~2月にかけ玄ソバを清流に浸し、寒風にさらして乾燥させる。そうすることでうまみが増すといわれる。
まつりでは、更科、挽(ひ)きぐるみ、田舎の3種類の寒晒しそばと、馬刺し、ニシン山椒(さんしょう)漬け、こづゆなどの郷土料理、天ぷらなどが楽しめる。
客人をもてなす風習として会津地方に伝わるそば口上も披露する。
参加費5千円。時間は午前10時半~正午と午後1時~同2時半。各回とも定員50人。予約申し込みフォームから申し込む。問い合わせは実行委員会事務局の市山都総合支所(電話0241・38・3831)へ。