福島市飯坂町・穴原温泉の老舗旅館「匠のこころ 吉川屋」は12日から、地元産のモモをふんだんに使った「もも会席」を夕食とする宿泊プランの予約を開始する。モモの季節に合わせた夏限定のプランで、8月31日まで。
昨年も好評だった「桃会席」に磨きをかけ、みずみずしいモモをたっぷり使いながら、モモの風味で他の食材の持ち味を引き立てる工夫も随所に盛り込んだ。
モモと「もも肉」をかけ、福島牛のもも肉や伊達鶏のもも肉も食材に加えたほか、吉川屋名物の「女神の美肌スープ」など温かい料理も加え、冷製中心だった昨年よりめりはりのある構成に変えた。
常磐ものの海の幸や福島の地酒なども取り入れた。
特典として、地元の「nodatetufoods」が手がける本県産モモのジェラートと交換できる引換券をプレゼントし、デザートとは別に、本県産モモの魅力をもう一度楽しめる。
プランは1人料金(2人1室利用時)2万7500円から。1泊2食付き。入湯税150円別途。問い合わせは吉川屋(電話024・542・2226)へ。