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処理水放出で空になったタンク12基解体完了 福島第1原発

2025/09/04 08:20

解体が完了したJ9エリア

 東京電力は3日、福島第1原発の処理水放出で空になった溶接型タンク12基の解体を完了したと発表した。12基のタンクはJ9エリアと呼ばれる範囲に設置されていた。

 東電は今後、隣接するJ8エリアのタンク解体を進める予定で、今月下旬までに同エリア内のタンクに残った処理途上水を移送し、年度内に解体に着手する見通し。

 残るタンクは千基以上あり、東電は順次解体を進めていく方針。跡地には3号機の燃料デブリを取り出す装置などを置く施設を整備する予定。

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