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沖監督「ファンの笑顔励み」 福島レッドホープス、ホーム最終戦で再起誓う

2025/09/07 08:00

試合後に行われたホーム最終戦セレモニーで今季を振り返る沖監督(手前)

 今季ホーム最終戦を白星で飾った。6日に本宮市のしらさわグリーンパーク球場で行われたプロ野球ルートインBCリーグで栃木と戦った福島レッドホープス。沖泰司監督は観衆を前に「勝ったときのファンの方の笑顔は印象に残っている。励みになっていた」と感謝し「もっと強く、愛されるチームにしていきたい」と意気込んだ。

 試合は五回まで福島が3点をリード。しかし六回に先発の藤田涼太郎が崩れ、この回1失点で降板し、七回からは5人の投手が短いイニングをつなぎながら踏ん張ったが、最終回に崩れて同点とされた。沖監督は「相手の失策などでサヨナラ勝ちとなったものの、後半に粘れず追い付かれる。今シーズンを象徴するような試合」と振り返った。

 福島は7日の今季最終戦を控え、暫定の順位は東地区4チーム中最下位。今季は序盤のリードを守り切れず、逆転負けした試合が多かった。「選手たちが粘りきれないことが大きな課題で、それを最後まで修正できなかったことが反省点」と指揮官。投手陣の整備なども課題に挙げ「今季は一球にしがみつく強さやメンタルを上げてやることができなかった」と、上を目指すためには勝利への執念を前面に押し出す必要性を口にした。

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