県酒造組合は7日、郡山市で全国きき酒選手権大会県予選会を開き、国分健一郎さん(須賀川市)が優勝した。
国分さんは17年ほど前から参加しており、今回が初優勝。「今回だけ昼にビールを飲んでみたらリラックスでき、これはいけると思った」と明かした。全国大会に向けては「自信がない」と笑いつつ「頑張りたい」と意気込んだ。
県内各地から約50人が出場した。7種類の日本酒が用意され、きき酒の精度を競い合った。
準優勝は吉川剛史さん(福島市)、3位は八子芳樹さん(同)だった。吉川さんは前年の全国大会個人の部で3位に入賞しており、大会規定により国分さんと八子さんの2人が11月15日に東京都で開かれる全国大会の出場権を得た。表彰式では山口恭司副会長が国分さんらに表彰状を手渡した。