磐梯町は6日、アニメやゲームの人気作品「アイドルマスターSideM(サイドエム)」のキャラクター3人を「ばんだい名水大使」に任命した。就任式が町中央公民館で行われ、多くのファンが全国から駆け付けた。
同名が縁で交流のある町と玩具メーカーのバンダイ(東京都)が7月に地域創生の連携協定を締結。取り組みの一環として、グループ会社が展開するキャラクターの大使就任が実現した。
就任したのは本県出身という設定のキャラクター天道輝(てんどうてる)と、同じアイドルグループに所属する桜庭薫、柏木翼の3人で、日本名水百選に選ばれている町の名水や自然の恵みをPRする。町内限定でオリジナルグッズを販売し、町内の道の駅ばんだいで3人が館内アナウンスを担当するほか、グッズがもらえるスタンプラリーや描き下ろしデザインを使ったふるさと納税返礼品の提供も行う。いずれも期間は10月5日まで。
就任式にはキャラクターのファン約350人が全国から集まった。佐藤淳一町長が「ファンの皆さんと町を盛り上げていきたい」とあいさつ。キャラクター3人の音声メッセージが披露された後、佐藤町長がバンダイの浜広太郎取締役に委嘱状を手渡した。