桑折町の町民体育館などで7日に開かれた漫画家安彦良和さんのトークショーと原画展・販売会には県内外から約400人が訪れ、参加者が歴史漫画「半田銀山昔語り」の制作秘話を楽しんだほか、原画などを鑑賞した。
主催者を代表して高橋宣博町長が「作品が新たな時代の創造と持続可能な町づくりに向け、良き礎となり、多くの人に末永く愛されることを願う」とあいさつ。安彦さんと高橋町長、梁川町(現伊達市)出身の声優佐々木るんさんが漫画をお披露目した。
トークショー後、安彦さんらは隣接する「イコーゼ!」に移動し、原画展を内覧したほか、抽選で当選した購入者にサイン入りの漫画を手渡した。
9月15日まで展示
「半田銀山昔語り」原画展は15日まで、桑折町の「イコーゼ!」で開かれている。
原画展には、歴史漫画「半田銀山昔語り」の表紙や本編などの原画、昨年11月に町が主催した「半田銀山シンポジウム」のポスター原画、半田銀山の資料などを展示している。また、会場では「半田銀山昔語り」を1冊2000円で販売している。
時間は午前10時~午後8時(14、15の両日は同5時)。入場無料。問い合わせは町教育委員会(電話024・582・2408)へ。