郡山市が12月から実施する東部地区でのデマンド型交通社会実験では、東部とJR郡山駅周辺を1日2往復運行する。
市役所で8月27日に開かれた郡山総合都市交通戦略協議会で市が概要を示した。
実験では、トヨタハイエース(定員12人)を活用。住民からの予約に応じ、自宅と、星総合病院、ヨークベニマル横塚店、JR郡山駅東口の3カ所の「指定目的地」の間で運行する。
期間は12月1日~来年1月31日の2カ月間。運賃は大人500円、障害者と高校生以下250円、乳児無料。未就学児は2人まで無料。電話やパソコン、スマートフォンなどで予約する。
対象エリアは舞木町、阿久津町、白岩町、下白岩町、安原町、蒲倉町、荒井町、横川町、あぶくま台、大平町(一部除く)。実験結果を踏まえ、本格導入を検討する。
この日の協議会ではこのほか、路線バスの「東山霊園線」の利用者数などが限られている現状を踏まえ、郡山駅と平田村を結ぶ「蓬田線」に集約することなども報告された。