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頭突き恐竜化石のレプリカ展示 福島県立博物館

2025/09/19 10:00

化石のレプリカに見入る来館者

 福島県立博物館の学芸員らによる研究グループが「頭突き恐竜」の名で知られるパキケファロサウルス類で、世界最古となる「ザヴァケファレ・リンポチェ」の化石を発見したことを受け、会津若松市の同館で18日、化石の複製(レプリカ)の展示が始まった。10月19日まで。

 化石は、同館の吉田純輝学芸員(33)らの研究グループがモンゴル・ゴビ砂漠で発見した。展示コーナーでレプリカに見入った茨城県の来館者(65)は「体の一部だけではなく、きれいな形で骨が残っている。旅行で訪れ、偶然にも珍しいものを見ることができた」と話した。

 松山政行館長は「本館の学芸員が歴史的な発見に携わることができてうれしい。今後も県民に明るいニュースを届けられれば」と語った。展示への問い合わせは同館(電話0242・28・6000)へ。

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