戦後の占領下、連合国軍総司令部(GHQ)との交渉役を担った白洲次郎は、英国留学の経験などを生かし、折衝でも強気の姿勢を貫いた。GHQから「従順ならざる唯一の日本人」と評されたのはよく知られる ▼初対面の占領軍幹部に「君は英語がなかなか上手だね」と褒められると「あなたも、もう少し勉強すれば一流になれますよ」と皮肉で返した。昭和天皇からの贈り物を「その辺に置いておけ」と指示したマッカーサーに激怒した...
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