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二本松市長選、現職・三保氏が5選出馬調整

2025/09/27 10:00

三保恵一氏

 任期満了に伴い11月23日告示、同30日投開票で行われる二本松市長選で、無所属で現職の三保恵一氏(76)=4期=は、5選を目指し立候補する方向で最終調整に入ったもようだ。27日に開く後援会拡大役員会で態度を明らかにするとみられる。

 三保氏は4日の9月議会一般質問で5選出馬の意思を問われ「後援会関係者と協議しながら、今後の対応を検討していく」と明言を避けていた。関係者によると、27日に後援会からの出馬要請を受ける形で立候補に前向きな判断をする見込みという。

 三保氏は二本松市出身。安達高卒。2003年の旧二本松市長選で初当選。平成の大合併で誕生した新二本松市長選で当選、2期務めた後に落選した。17年に返り咲き、21年の前回は無投票で4選を果たした。

 市長選を巡っては、自民党二本松市総支部内で県議の高宮光敏氏(54)=3期=を推す動きがある。高宮氏は総支部長を務めており、福島民友新聞社の取材に「周囲から期待する声をいただき大変ありがたいと感じており現在、熟慮に熟慮を重ねている」と述べ、27日の拡大役員会で最終判断する見通し。

 高宮氏は二本松市出身。東海大体育学部卒。15年の県議選で初当選した。県議会では企画環境委員長などを歴任、現在は総務委員長を務めている。

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