秋晴れの吾妻山麓歩く　福島でウオーキングイベント

　福島県福島市西部に広がる「吾妻山麓エリア」を歩く「あづま山麓エリアウォーキング２０２５」が２７日、同市の道の駅ふくしまを発着点に開かれた。秋晴れの下、約１２０人が果樹畑などを眺めながらウオーキングを楽しんだ。

　コースは、班に分かれて歩く６キロ、自由歩行の１１キロの二つ。６キロの参加者は塩竈（しおがま）神社や十六沼公園、１１キロの参加者は東屋沼神社や古舘の大ケヤキなどを巡った。ゴール後、シャインマスカットやピオーネなどのブドウが振る舞われ、参加者を喜ばせた。

　１１キロコースの参加者（５８）は「ブドウやリンゴ畑が見えたり、コスモスが咲いていたりして、季節を感じながら気持ち良く歩けた」と笑顔を見せていた。

　スタートに先立ち、主催の道の駅ふくしま生産者協議会の伊藤由英会長、共催の福島民友新聞社の中川俊哉会長、県ウオーキング協会の坂井邦昭会長があいさつした。