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次につながる大会だった…サッカー少年女子・福島県チーム、国スポ初の4強

2025/10/20 08:40

サッカー少年女子で初のベスト4進出を果たした本県チーム

 滋賀県などで8日まで開かれた国民スポーツ大会「わたSHIGA輝く国スポ」で、サッカー少年女子の本県チームは初のベスト4進出を果たした。国体時代の2022年で採用されて以降、3年連続初戦敗退からの躍進。五十嵐香月監督(ふたば未来高教)は「自分たちのやりたいサッカーができていた。次につながる大会だった」と選手たちの健闘をたたえた。

 初戦の相手は、2年連続で煮え湯を飲まされた宿敵・大阪。前々回大会を制した強豪相手に「パスをつなぐ丁寧なサッカーでは勝てないだろう」と判断した指揮官は、守備を強化して対抗した。MF渋谷瑠南(尚志高1年)が決めた1点を守り切り、1―0で初勝利。主将のDF岸上詩音(ふたば未来高2年)は「先輩の思いも背負っていたので勝ててうれしい」とはにかんだ。

 大分との準決勝、鹿児島との3位決定戦は敗れたものの「粘り強く守備をして、サイドの選手の突破力を生かせた」と岸上。人生で初めて主将として臨んだ大会を終え「今後はチームを引っ張る存在になれるように頑張りたい」とさらなる飛躍へ力を込めた。


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