福島市長選で初当選を果たした馬場雄基氏は投開票から一夜明けた17日、同市本町の選挙事務所で選挙結果を伝える福島民友新聞などに目を通し、当選の喜びをかみしめた。「今後は市長として具体的な成果が求められる。覚悟を持って前に進む」と決意を新たにした。
16日夜はお祝いのメッセージでスマートフォンが鳴りやまず、日付が変わった午前1時ごろにようやく就寝。午前5時50分ごろ、支援者からかかってきた祝福の電話で目が覚めたという。
「市長就任予定者」となっても、午前7時から恒例のつじ立ちを行い、自転車で事務所周辺を回った。馬場氏は「選挙を通して多くの方が政治に関心を持ってくれた。異なる立場や意見を持つ人とも対話を重ねながら等身大でがむしゃらに汗を流し、まちづくりの機運を高めていきたい」と意欲を見せた。
